01

マンツーマンは『自分の相手だけを見る』守備ではない

ボールマンを守る時は、姿勢、間合い、方向づけ、ドライブへの反応が必要です。オフボールでは、自分の相手だけでなく、ボールとリングとの位置関係を読み続けます。

マンツーマンを正しく教えると、1対1とチーム守備を同時に学ぶ教材になります。

02

1対1の責任があるから、助ける意味が生まれる

最初から全員がエリアだけを守ると、若い選手は『誰のドライブを止めるのか』『どこから助けたのか』が曖昧になることがあります。

自分のマッチアップを基準にすると、抜かれた味方を助ける、パスで戻る、次の相手へつなぐ、といった責任の変化を理解しやすくなります。

03

FIBA/WABCがMini Basketballで重視していること

WABCのMini Basketball教材では、ゾーン守備の早期使用がドライブ、カット、適切なシュート機会を減らす可能性を挙げ、マンツーマンと3x3を個人技能の育成に活用しています。

重要なのは『ルールだからマンツーマン』ではなく、1対1技能とスペースの認識を学ばせるためにルールを使うことです。

04

教える順序:オンボール→オフボール→5人の連動

RBAでは、まずボールマンとの1対1、次に一つ離れた位置の守備、さらにヘルプとリカバリーへ進めます。

複雑なローテーションを暗記させる前に、なぜその位置へ動くのかをゲーム状況と結びつけます。

  • ボールを止める
  • 自分の相手とボールを同時に見る
  • ドライブに対して助ける
  • パスが出たら戻る/引き継ぐ
  • シュート後はボックスアウトまで責任を持つ
05

戦術を禁止する話ではない

上の年代でゾーンやスイッチ、トラップを学ぶことは重要です。だからこそ、その前に個人守備とヘルプの原則を理解していると、戦術変更の理由も理解しやすくなります。

RBAが重視するのは戦術の種類ではなく、『選手が守備の理由を説明できるか』です。