2026–27から、U12・U13でダブルチームを制限
ラトビアのSwedbank Youth Basketball League(LJBL)は、2026–27シーズンの主要変更として、U12・U13でダブルチームを禁止することを発表しています。対象はフロントコートだけでなくバックコートも含むと説明されています。
同じシーズンからU12ではクイックスローインも導入され、ゲームの流れを止めずにプレーさせる方向の変更も行われています。
前年には「1日3〜4試合」が実際に問題になった
2025–26シーズン、LJBLでは若い選手が1日に3〜4試合を行ったケースが確認されました。連盟は、過負荷のリスクが高まり、学業や休養との両立も難しくなるとして規程を改定しました。
改定後はU12〜U19の全カテゴリーで1日2試合を上限とし、1か月あたりの推奨最大試合数も8試合としています。『試合が多いほど成長する』ではなく、回復と生活まで含めて大会運営を見直した例です。
2026年には、U10〜U16を分けたコーチ育成プログラムを開始
2026–27シーズンから、LJBLはユースコーチ向けの新しい年間育成プログラムを開始しました。U10、U12、U14、U16の4段階に分け、各年代でバスケットボール、フィジカル、心理を扱います。
さらに、リーダーシップ、教育、コミュニケーション、チームづくりも扱い、実際にその年代の選手を使って学んだ内容をその場で試す形式です。
2027年以降は、認定更新と学習を結びつける
LJBLは、2027年9月以降にユースリーグのコーチ認定を取得・更新するため、異なる2つ以上の年齢区分の対面講習に参加し、4つの知識確認テストに合格することを要件としています。
単に『一度資格を取ったから終わり』ではなく、年代の違う選手について学び続けることを制度として求めています。
ラトビア自身が「勝ち急ぐ空気」を問題としてきた
LBSの過去の育成資料では、低年齢から結果を求めすぎる空気が、将来性のある選手の成長を損なう可能性について指摘されています。
その文脈で、技術基準や育成の目安を『罰するためのテスト』ではなく、選手とコーチが長期的な成長を確認するための指標として位置づけています。
RBAが参考にしたいのは、問題が起きた後に制度を変えていること
1日3〜4試合が起きたから、2試合までにする。U12・U13でダブルチームを制限する。コーチ教育をU10〜U16の発達段階に分ける。
完璧な制度を最初から持っていたのではなく、現場で起きている問題を確認し、翌シーズンの運用へ反映していることが重要です。育成制度は一度決めて終わりではなく、選手の実態に合わせて更新し続ける必要があります。
- 大会日程が回復可能な密度になっているか
- 低年齢でダブルチームが個人技能の経験を奪っていないか
- 年代別のコーチ教育があるか
- 学業・睡眠・移動を競技計画に含めているか
- 問題が起きた時に規程を更新できる仕組みがあるか
