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戦術は必要です

バスケットボールは5人で行う競技です。共通のスペーシング、トランジション、守備の原則、アクションの呼び名がなければ、毎回ゼロから意思疎通しなければなりません。育成年代でも戦術や約束事を教える意味はあります。

ただし、戦術を覚えたこととゲームを理解したことは同じではありません。決められた順番を再現できても、守備が変化した瞬間に止まるなら、覚えたのはプレーではなく手順です。

02

教えたいのは「この形」より「なぜこの形か」

スクリーン、カット、ドライブ、エクストラパス。どのアクションにも、守備を動かす、数的・位置的優位をつくる、ヘルプを引き出すといった目的があります。形の名前より先に目的が分かれば、選手は崩れた状況でも別の方法を探せます。

  • どの守備を動かしたいのか
  • どこにスペースをつくりたいのか
  • 何が起きたら次の選択へ移るのか
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同じ戦術でも、毎回違う答えが出る練習にする

ディフェンスを置かずにパターンを繰り返す時間があっても構いません。ただ、そのまま終えず、守備の位置や人数、時間、得点条件を変え、同じアクションから複数の答えが出る環境へ戻します。

『正解の動き』を当てるゲームではなく、相手を見て目的に合う選択をするゲームへ戻すことが重要です。

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RBAが見るポイント

戦術が機能したかだけでなく、選手が何を見て選んだかを確認します。プレーが失敗しても、情報を見て合理的な判断をしているなら学習は進んでいます。逆に成功しても、ベンチの指示をそのまま実行しただけなら、次に残るものは限られます。