01

毎回の修正が、毎回の学習とは限らない

フィードバックは学習に重要です。ただし、量を増やせば増やすほど良いとは限りません。体育・運動学習のレビューでは、フィードバックの形式・内容・タイミングによって結果が変わり、単純な『多いほど良い』という結論は支持されていません。

特に育成年代では、コーチの言葉が多すぎると、選手が自分で結果を感じ取り、次の試行で調整する前に答えが渡されることがあります。

02

まず、選手自身の情報処理を待つ

シュートが外れた瞬間にフォームを直す前に、選手が何を感じたかを聞く。パスミスの直後に正解を言う前に、どこを見ていたかを確認する。

フィードバックを遅らせる、選手に求められた時に与える、映像や外的な手がかりを使うなど、情報の渡し方には複数の選択肢があります。

03

フィードバックの目的は依存をつくることではない

試合ではコーチが毎回隣にいるわけではありません。最終的に必要なのは、選手自身が結果を評価し、修正できることです。

RBAでは、フィードバックを『正解を渡すもの』ではなく、『次に何を見るかを助けるもの』として扱います。